孫正義がARMを買収することを決めたとき、僕はnvidia の株を購入することを決めた
Brexit騒動でポンドが安くなったときに孫正義はARMを買収することを決めたそうだが、僕はnvidia の株を購入することを決めた。
片や3兆円にものぼる買収、片や個人投資家のしょぼ買いではあるのだが、相場が下落している時に投資するという意思決定をしたことについては同じだ。
だからどうしたと言われればそれまでなのだが、ただ言いたかっただけなのでかんべんしてほしい。
ARMはスマートフォンのCPUをほぼ独占しているし、NVIDIAはデスクトップのGPU市場において8割のシェアを占めている。
http://www.vox.com/2016/4/20/11463818/intel-iphone-mobile-revolution
http://www.hardware.fr/news/14633/amd-a-gagne-parts-marche-gpu.html
なぜ nvidia なのか
かたや今をときめくスマートフォンに対しデスクトップ市場は右肩下がりである。
そんな市場でシェアが8割あったところでたかが知れてるのではと思うのは当然だろう。
だが、ちょっと待ってほしい。
これはnvidia の株式チャートだ。2016/07/25現在ではさらに値上がりして50ドルを超えている。
2014年初頭が15ドルくらいなのでそこから300%も上昇しているのだ。
すごいよね。
GTX 1080 というのがすごいらしい
ここで述べていることの大部分は rebuild.fm で得た情報で、GPUに関してはよくわからないしPCでゲームもしない。すごいという評判と右肩上がりの株式チャートを見て投資を決めたのだ。
決してよい子は真似してはいけない投資手法だ。
Nvidia: The Geforce GTX 1080 Graphics Card Can Do Asynchronous Compute
GIGABYTE ビデオカード NVIDIA GeForce GTX 1080搭載 GV-N1080D5X-8GD-B
- 出版社/メーカー: 日本ギガバイト
- 発売日: 2016/05/27
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どうすごいのかはよくわからないが
- 何もかもが新しいGPU GTX 1080。
- お値段安くなり、パフォーマンスは倍。
とのことだ。へーそれはすごい(わかってない)
↓GTX 1080 に関しては以下のエピソードで話題になっているので興味があれば聞いてほしい。深夜の秋葉原に行列ができるレベルなのだ。Windows95かな? 10万円もするのが即売り切れというのもすごい。
需要の高まり
rebuild.fm でも語られているようにGPUの需要は高まってきている。
GPU、つまりGraphics Processing Unit はその名の通り画像処理の分野で使われるものだった。
例えば、ゲームとかCGとか。
2000年代以降においては、GPGPU という言葉が一般的になり他の分野でもGPUが使われるようになった。
具体的には機械学習、VR などの分野においてGPUはマストなアイテムなのだ。
機械学習、VRはバズワード的な響きをもってしまっているが、逆に投資家おじさんにとってはポジティブな判断材料になったのかもしれない。
あとビットコインとかもそうだ。浮動小数点演算の処理能力が勝負を決める分野ではGPUこそが正義なのだ。
あと、CPUに関してはながらく続いていたムーアの法則が終焉をみせ、処理能力における進歩が止まってしまい省電力化に進んでいるのに対し、GPUは性能向上が続いています。 性能向上のためにより一層の投資を行う必要がありますから、今後大きな動きを見せるかもしれませんね。
「ムーアの法則」の終焉は何を意味するのか? - GIGAZINE
Intel 超えする?
nvidia の現在の時価総額が300億ドルくらい、つまり3兆円くらいです。
Intel は1600億ドル、つまり16兆円くらいです。
で、将来的には nvidia の株価もこのくらいいくんじゃないかなー、というかいくといいなーと思っています。
もちろん投資は自己責任で。