会社のUMLのようなものを書いた(会計編)
PlantUML でさくっと。
動機
いろんなサービスやカードや口座がどれとどれに紐付いているのかを可視化したかった。
UMLのようななにか
口座の引き落とし日がいくらとか限度額がいくらとかそういう情報も付け加えたりしたらまあまあよさそうな気がする。
MFクラウドで連携すればある程度は把握できるがこのサービスってどのクレジットカードに紐付いてるんだっけって調べたりもやもやするのが嫌だったので。
他にもいろいろと応用できそう。 パワポなんかに比べてテキストベースだから差分が取りやすいというのは大きなメリットだと思う。 他にもなんかあればつくりたい。
ツノウサラボの社名の由来ついて
ツノウサラボのツノウサというのはツノウサギといううさぎから来ています。 ではツノウサギという動物はどんなうさぎなのでしょう。
角が生えたウサギというのは存在しません。
いわば伝説上の生き物です。
「兎角」という言葉はありえないこと、起こりえないことのたとえとして、中国では用いられています。
また、アメリカにも同様にジャッカロープという頭部にシカの角が生えているウサギが伝説上の生き物として語られています。
世界各地に伝説として残っているようですが誰もその存在を確かめられてはいません。
ただ、かつては存在しないと思われていたが、実は存在したという生き物もいます。
存在しない生き物(でも実際には存在した)の例えとしてよく挙げられるのがブラックスワン(黒い白鳥)です。
「リーマンショックを予見した」として一躍有名になったタレブの著作にその名も「 」の紹介文には以下のように書かれています。
むかし西洋では、白鳥と言えば白いものと決まっていた。そのことを疑う者など一人もいなかった。ところがオーストラリア大陸の発見によって、かの地には黒い白鳥がいることがわかった。白鳥は白いという常識は、この新しい発見によって覆ってしまった。
「ブラック・スワン」とは、この逸話に由来する。つまり、ほとんどありえない事象、誰も予想しなかった事象の意味である。
ツノウサギも存在は確かめられていませんが、もしかしたら地球の何処かの森の奥で、ひっそりと人に見つからないように過ごしているのかもしれません。
また、評価額が10億ドル以上の未上場のスタートアップ企業をユニコーン企業と呼ぶようになりました。
企業価値が高くて創業間もない企業は少ないことから、「うわさは聞くが、だれも見たことがない」という、ギリシャ神話に出てくる伝説の一角獣の名前に例えられこの言葉がつけられました。
ツノウサラボの価値はまだそんなに高くないかもしれません。
存在するのかしないのかそもそもよくわからない、誰も知らないけれども実力はあるという存在を目指してツノウサラボという会社は誕生しました。
もし、ツノウサラボをどこかで見かけたらそれは貴重なものを見れたのかもしれませんね。
冗談です。
それでは引き続きよろしくお願いします。
社内Wikiが古くて困る問題
仕様とかそのあたりを社内Wikiで管理しているといろいろな問題が発生するけど今回は社内Wikiが古くて困る問題について取り上げる。
社内Wikiが古くて困る問題といったが正確にはその情報が正確かどうか新しくジョインしたメンバーにはわからない問題といっていいかもしれない。
作成日や最終更新日や編集履歴といった情報はわかるがこのページに書かれている情報が正しいかどうかについての記述はどこにもない。
結局、プロジェクトの前任者や長く社内にいる人に問い合わせしなければならずこれではなんのためにWiki があるのかわからない(そして、問い合わせるときはたいていWikiの内容が正しくないときだ)。
解決策のひとつとして「Wikiを都度アップデートする」というのがある。 この解決策をどのように実現するかについてはここでは述べないが、もし常にWikiがアップデートされるようになったとしてもそれは誰かがこのWikiは更新が必要だぞと気づいた場合のみにおいてである。
つまり、更新がしばらくされていないWikiの記事があった場合その記事は次のうちのどれかである。
- 内容が誤っているが誰もそのことに気づかないため情報が古いままである。
- 内容が正しく編集する必要がないため誰も手をいれない。
このとき、問題になるのは後者である。 本来は正しい情報が書かれているのにも関わらず信頼度が低い。 これは情報の信頼性を担保するものが最終更新日くらいしかないからである。 新しくアサインされたメンバーは最終更新日という情報をもとにそのページの信頼度をはかるのである。
いずれにしろ、このメンバーは最終更新日という情報をもとに記事が信頼できるかどうか判断するために古い情報については古くからいるメンバーに問い合わせる必要がある。
解決案として思い出したのが、この情報は正しいという信頼マークのようなものを記事につけることができたらどうだろうか。
例えば、先輩社員が後輩社員をトレーニングするときにこのWiki を参照して作業をしてくださいという指示を出す際、事前にWiki の内容を確認するだろう。 そのときに、内容が正しいことを確認した際に信頼マークをつけられるようにすれば記事を更新しない場合に記事の信頼度を高めることができる。
なかなか個人的にはこのアイデアはいいような気がする。 ではそれをどのように実現するのだろうか。 この機能が実装されたWiki サービスがあればだれか教えてください。
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同棲すると
バイリンガルニュースのどのエピソードか忘れたけど、こんなトピックがあったので紹介します。
同じパートナーと長年いっしょにいることで相手への性的欲求が減少し問題に発展することがありますが、相手への性的欲求を保つための要素ははっきりとはわかっていません。
今回 The Journal of Sex Research に掲載されたイースタンケンタッキー大学の研究において、パートナーとの性的欲求を保つ方法について書かれた記事においてシステマチックレビューを行った結果、それぞれお互いを魅力的だと感じることはもちろん、自分自身を魅力的だと感じている必要があることがわかりました。
研究では長期の関係において、性的欲求を保ち続ける要素を以下のように挙げています。
- 性的欲求に対して現実離れした期待値を抱かないこと
- 主体性を持つこと
- ストレスをためこまないこと
- 新しいことにチャレンジすること
- お互い平等でいること
- ステレオタイプを捨てること
日本人の回数は世界最低な理由ももしかしてこの辺にあるのだろうか。 相手を尊敬し、自分に自信を持つことからはじめよう。
VS Codeで利用状況やクラッシュレポートをマイクロソフトに送信しないようにする方法
VS Code ではデフォルトの設定では利用状況やクラッシュレポートをマイクロソフトに送信する設定になっています。
送信したくない場合、ユーザーの設定ファイルに設定を追加することで既存の設定を上書きして対処します。
ここではその手順について記述します。
1. 設定ファイルを開く
まず、設定ファイルを開きます。 WindowsでVS Code の設定ファイルを開くには以下のようにします。
- ファイル > 基本設定 > 設定 を選択する。
- または、
Ctrl + ,
でも設定ファイルが開かれます。
設定ファイルの右側のほうがユーザーの設定ファイルです。 このファイルに設定を追記していくことで既存の設定を上書きすることができます。
2. 設定ファイルに追記する
以下の設定を追記することで利用状況やクラッシュレポートをマイクロソフトに送信しないようにすることができます。
2-1. 利用状況データとエラーを Microsoft に送信しないようにする
利用状況データとエラーを Microsoft に送信しないようにするには以下を追記します。
"telemetry.enableTelemetry": false,
2-2. クラッシュ レポートを Microsoft に送信しないようにする
クラッシュ レポートを Microsoft に送信しないようにするには以下を追記します。
※VS Code の再起動が必要
"telemetry.enableCrashReporter": false,
3. まとめ
これで設定は完了です。
上記の設定だけ追加した場合は、以下の通りになっているはずです。
※すでに追加している設定がある場合はこの通りにはなりません。
{ "telemetry.enableTelemetry": false, "telemetry.enableCrashReporter": false, }
ほかにもいろいろな設定を追加/変更することができますのでいろいろ試していきたいですね。
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ハードウェアハッカーなど気になった書籍
Amazon を覗いていたら面白そうな書籍がたくさん紹介されていていくつか気になったものをここにメモする。
ハッカー関連
第2部は欧米と中国の知的財産の扱いの話から,山寨携帯や中国特産インチキSDカードやLSIをこじ開けてその偽造ポイントをつきとめる話。そして第3部ではクラウドファンディングでハードウェアを設計製造し出荷するまでの苦労話,さらにリバースエンジニアリングを扱う第4部では,LSIのシリコンをむきだしにしてその中身まで書き換える話に,HDMIの映像信号を復号せずに改変する異様な技,はては遺伝子組み換え話まで……。
遺伝子組み換えとかまでいくのか。肉体というハードウェアの設計図までハックするのが本物のハッカーだ。
だったら、合成生物学をはじめるしかないでしょ。
バイオビルダー ―合成生物学をはじめよう (Make: PROJECTS)
アート関連
アートとサイエンスの違いは再現性があるかどうかだけで本質的に違いはない。
アートがコンピュータを用いることによって再現性が高まってきているためサイエンスとの親和性が高くなっているのかな。
ART SCIENCE IS. アートサイエンスが導く世界の変容
プログラミング関連
こういう大規模サービスだと普段自分が扱っているアプリケーションとは比べ物にならない途方もないデータ量を普段の業務として扱っていてすごいなーと思う。
ドラゴンクエストXを支える技術 ── 大規模オンラインRPGの舞台裏
スクレイピングの書籍、定期的に出ていて一定の需要があるのだろうな。
ただ、どうしても出版してある程度たつとサンプルプログラムが動かなかったりしてそのへんの課題を解決する仕組みみたいなのが出版にあるといいな。
会社をつくりました
ひょんなことからツノウサラボという会社を立ち上げた。
まさか自分が社長になるとは思わなかった。
まだなにもない。
なにをするかはこれからゆっくり考える。
なにせ株主は自分だけだし、融資なんてどこからも受け取っていない。
取締役も自分一人だけだ。
上司もいなければ部下もいない。
嫌になれば畳んでしまえばいいだけの気楽な身分だ。
誰にも知られず、森のなかでひっそりと暮らすツノウサギのようにここにいる。
会社は大きいほうがいいなんて幻想だ。今日では誰でも自分のアイデアをもとにビジネスを始められる。高価な広告枠、営業部隊、オフィス、いや、会議も事業計画もいらない。昼間の仕事をしながら、初めは週末の数時間を費やすだけで十分だ。小さな所帯で、シンプルに、迅速に、臨機応変に―それで僕らは成功している。
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順番は逆になってしまったけど、あとはアイデアを形にするぞ。
HPはAWSのS3で配信していて、メールアドレスなんかはG Suitesで、会計ソフトや会社設立はfreee を使っている。
誰も雇う必要がないし、なにか機材を購入する必要もない。
本当に、身一つとクラウドだけあればはじめられるのだと身をもって体験することができた。
さてこれからどこに行こう。