2014年11月に読んだ書籍 - How Google Works など9冊
なかなかアクが強かったけど面白かった。
具体的に以下の考え方はスタートアップをやっている人には参考になるのかな。
- 競争するな独占しろ
- 小さな市場からスタートしろ
↑のエントリーでも書いたけどまあそんなに得るものなくて、これは官僚主義的な企業で働くエンジニアの溜飲を下げるための本なのかなとか思ったりした。
Rebuild: 71: How Google Overuses Email (Naoya Ito)でも言及されてたけどGmailに依存しまくっているのがイノベーションのジレンマさを感じた。
金融なんかはゴリゴリのアルゴリズムが活躍しているのは知っていたけど、音楽の分野でヒット曲候補の選別、クラシックの作曲とかここまでアルゴリズムが活躍しているとは知らなかった。
医療の分野、調剤薬局で働いているおねーさんとかは間違いなくいらなくなるというか今もいらないと思うんだがまあこの辺はすごく利権的にガチガチなので日本ではまだまだ先のことなのだろう。
遺伝子が受け継がれる方法というのは様々で、たまたま人間は一夫一婦制を取ることが多くてそれを絶対的に考えているけどそんなことはないよ。
ときには異性に毒を注入したり食べちゃったりするそんな性のあり方もあるんだよとなかなか衝撃的。
Zen and the Art of Motorcycle Maintenance
禅とオートバイ修理技術 の原著。
暇な時に読む。
期待ハズレ。
東浩紀の一般意志2.0
ルソーの一般意志ってGoogleとかTwitterとかみんな使ってる現代なら実現できるよね
ってのを延々と繰り返してるだけ
これが人文系ってやつか…
— とりあえず水曜日 (@_snowlong) 2014, 12月 6
具体案に関しては自分はエンジニアではないと逃げてろくな展望をしめさない
ただの知識のひけらかし
これを教養と呼ぶなら教養などいらん
— とりあえず水曜日 (@_snowlong) 2014, 12月 6
UNIXの考え方は自分の中で重要な位置を占めているので読む。
(原著が中古で安かったから買ったけど全く読んでいなかった…)
これは合わなかった。
なんというかリファクタリングされまくったソースコードのような構成もなんか辛かった。。。
ここに書いてある考え方ってフレームワークがやってくれているのでそんなに普段は意識していないんだなとかよくこんな風に考えられるなとか思いながら眠りに落ちていく。
9冊も買っててしかも結構読んでて11月は暇だったのかな〜?