VS Codeで利用状況やクラッシュレポートをマイクロソフトに送信しないようにする方法
VS Code ではデフォルトの設定では利用状況やクラッシュレポートをマイクロソフトに送信する設定になっています。
送信したくない場合、ユーザーの設定ファイルに設定を追加することで既存の設定を上書きして対処します。
ここではその手順について記述します。
1. 設定ファイルを開く
まず、設定ファイルを開きます。 WindowsでVS Code の設定ファイルを開くには以下のようにします。
- ファイル > 基本設定 > 設定 を選択する。
- または、
Ctrl + ,
でも設定ファイルが開かれます。
設定ファイルの右側のほうがユーザーの設定ファイルです。 このファイルに設定を追記していくことで既存の設定を上書きすることができます。
2. 設定ファイルに追記する
以下の設定を追記することで利用状況やクラッシュレポートをマイクロソフトに送信しないようにすることができます。
2-1. 利用状況データとエラーを Microsoft に送信しないようにする
利用状況データとエラーを Microsoft に送信しないようにするには以下を追記します。
"telemetry.enableTelemetry": false,
2-2. クラッシュ レポートを Microsoft に送信しないようにする
クラッシュ レポートを Microsoft に送信しないようにするには以下を追記します。
※VS Code の再起動が必要
"telemetry.enableCrashReporter": false,
3. まとめ
これで設定は完了です。
上記の設定だけ追加した場合は、以下の通りになっているはずです。
※すでに追加している設定がある場合はこの通りにはなりません。
{ "telemetry.enableTelemetry": false, "telemetry.enableCrashReporter": false, }
ほかにもいろいろな設定を追加/変更することができますのでいろいろ試していきたいですね。
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