スマドラ飲んで数ヶ月たった感想

アメリカの大学生は半分くらいはやってるスマドラ。 その中でもアデロールと成分が似ているコンサータという薬を飲むようになり 3ヶ月くらい経過したのでその感想を書いてみる。

コンサータ 27mg
コンサータ 27mg

余談だが今のところ日本の医療費は安い。 だからスマドラも月数千円の出費で済む。 本格的にあれな人は自立支援医療制度とか使えばもっと安くなる。

月数千円の支出で生活のパフォーマンスが上がるわけでこれほど費用対効果の高いものはスマドラ以外に思いつかない。 病院は病気になって通う以外の利用方法をみんなもっと模索したほうがいいんじゃなかろうか。

集中力があがった

メリットとしてまとめるとこれだけなのだがこれがとんでもなくメリットなわけです。 今まで頭の中で色んなものが飛び交っていたのがぴしっとひとつにフォーカスできる感じ。 やりたくない系の仕事もはじめるとすぐに集中して最後までやりきることができる。

でも、「あーこれやりたくないな、でもやらなきゃな」とか「あーこの仕事期限過ぎているなどうしょうかな(やるしかないのだが)」とか余計な思考のステップがないというのはこれはすごいことですよ。 僕は発達障害という診断が下って薬を処方されているのだけど、発達じゃないひと定型の人ってこんな感じで日常過ごせるわけ?すごくないこれ。 なんでもっと早く病院行かなかったんだ、おれは?

常にいままでのふつーの状態に比べて仕事の効率は1.5倍になった感じ。 調子悪いときでもスマドラあればパフォーマンスは一定になる。

ずっと仕事し続けられるので座りっぱなしになりがち

いままでは1時間以上椅子に座るとか首と肩がつらくなるのでできなかったんだけどスマドラのおかげでできちゃうようになった。 ただ、あくまでも脳内の化学物質によって集中力が高まっている状態なだけで それ以外の自分はなにもかわっていない。 だから、ずっと座りっぱなしで仕事を続けると体は当然辛くなる。

この辺は自制心でカバーするかApple Watchでリングを閉じるようにするとかか。 しかし、そのためにApple Watch買うのもどうなのよとか思ったりしている。

薬が切れたときの離脱がつらい

これは日によって違うのですが、離脱が重いときは1~2時間くらい脱力状態になってなにもできなくなる。 なんというか脳が死んだ状態。

薬の効果の12時間というのは微妙に足りない

たとえば朝10時に飲んだ場合夜の10時に薬が切れる。 これは例えば夜だれかと食事をしている場合だと、突如として目の前の人間が喋らなくなるわけで「なんだこいつ…」となってしまい人間関係がうまくいかなかったりする。 なので、なるべく薬を飲んでいることを相手に伝えるようにしているが、日本はドラッグにはそんなにっていうくらい偏見を持っている人がいるのでどっちにしろ人間関係がうまくいかないケースもある。

寝付きが悪くなった

薬が切れて離脱状態から抜けるとなぜかちょっとした覚醒状態になって脳がせわしなく動き続けてしまい眠れなくなる。 日によっては眠れるときもあるが、わりと頻繁に眠れない日が続くのでけっこう深刻だなと個人的に一番の悩み。 もしかしたらスマドラ以外に原因があるのかもだけども。 眠剤とか処方してもらうというのが一番の解決策なのだけど薬が増えることに抵抗感が少しあったりする。

まとめ

全体的に生活の質は高まっていると感じている。 今は27mgを処方されているが、18mg*2 にしてもらい12時間以上効くようにするか、でもそうするともっと寝付きが悪くなるかなとかそのへんを悩み中。

あとはスマドラを飲み続けると耐性がついてしまうので週に1日以上は休薬日を設けたり長期休暇は飲まないようにしたりしている。

うまいこと量や飲み方をコントロールできればスマドラは人生を向上させてくれるものだと革新している。 どう頑張ってもあと数十年しか生きられないし脳みそがいつまで働くかの保証はどこにもない。 それだったらこの限られた時間に最大のパフォーマンスを発揮できるように生きたほうがいいよねって自分の中では合理的だな思っているのだがどうか。