業務をズタズタに分断させ仕事から楽しみを奪うというやり方はどう考えても間違っているしさっさと滅んでほしい
How Google Works を読んだ。
要約するとこんなかんじだった。
プロダクトを開発する上での失敗するコストが下がった分野は「スマートクリエイティブ」と呼ばれる少数の優秀な人間がプロジェクトを完成させるほうが、従来のTOPダウン式の意思決定と分断された作業工程で開発するよりもいいプロダクトを短い期間で開発できる。
そうなると、いままで労働集約型産業化していたホワイトカラーの職が失われ中流階級が崩壊するけど、それは社会が変わっていく上で避けられないことだから仕方ないよね。
まあ、大部分はGoogleスゲーだろというエピソードというか自慢話がほとんどだ。 Adwordsという広告ビジネスモデルを見つけられたことがGoogleの成功した一番の要因でそれ以外の後付の成功理由というのは読む方からしたら役に立たない(もしかしたら役に立つと思って読んでいる人はすくないのかもしれないけど)自慢話にしかすぎない。
ただ、業務内容をひたすら特化させてコストを抑えて優位性を保つという20世紀型の経営戦略はさっさと通用しなくなってほしいなと思っているのでGoogleみたいな企業がたくさん増えるのはいいことだと思う。
ソフトウェアなら設計だけする人、コードだけ書く人という風に業務をズタズタに分断させ仕事から楽しみを奪うというやり方はどう考えても間違っているしさっさと滅んでほしいしそうなるように僕もせっせと新しい機能を提案してコードを書いてマーケティングもやろうと思った。
ちなみにここで出てくる「スマートクリエイティブ」というのは
- 高度な専門知識を持っている。
- 分析力も優れている
- 競争心も旺盛だ
- ユーザのこともよくわかっている
- ほんとうの意味での斬新なアイデアがほとばしり出る
- 好奇心旺盛だ
- リスクをいとわない
- 自発的だ
- あらゆる可能性にオープンだ
- 細かい点まで注意が行き届く
- コミュニケーションは得意だ
を兼ね備えている人間のことだそうだ。
Googleバンザイ!Googleバンザイ!Googleバンザイ!
あ、でも面接のところは具体的でかなり面白かったです。 ここは読む価値があったので読んでない人はここだけ読むといいす。