CentOS6にnode.js環境をつくる
コマンド
以下のコマンドを叩くだけでMacのターミナルからCentOS6にnode.js環境をつくることができる。 ただし、Vagrant + Virtual Box はインストールしている必要がある。
コマンドの説明
基本的にコマンドを叩くだけでいいので説明することはあまりない。 前半は仮想マシンの構築を行う。
## ホスト(Mac) vagrant init bento/centos-6.7 --minimal #コメントなしでVagrantfile 作成 vagrant up vagrant ssh
vagrant init bento/centos-6.7
ってやるとこんな感じのVagrantfileができる。
Vagrant.configure(2) do |config| config.vm.box = "bento/centos-6.7" end
config.vm.box = "bento/centos-6.7"
みたいに記述すると、
https://atlas.hashicorp.com/boxes/search からbento/centos-6.7 を探してインストールしてくれる。
後半はゲストOSにログインしてnodejs のパッケージをインストールしたりする。
## ここからゲスト(centos) root権限でコマンドを実行する # rpm -ivh http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm # yum install epel-release # yum update # yum install nodejs npm --enablerepo=epel # yum install freetype # yum install fontconfig
仮想環境は無事立ち上がったので、vagrant ssh
でcentos にログインして必要なパッケージをインストールする。
nodejs npm は epel というパッケージにバンドルされているので
yum install nodejs npm --enablerepo=epel
というふうに書けばepelから探してnodejs npmその他必要なパッケージをインストールしてくれる。
EPEL リポジトリとは、CentOS 標準のリポジトリでは提供されていないパッケージを、yum コマンドでインストールすることを可能にするリポジトリのことです。
http://www.websec-room.com/2014/01/15/1535
freetype とfontconfig はnodejs を動かすのに必要なパッケージでこれがないとエラーになるので入れる。
以上でCentOS6にnode.js環境の構築は完了した。
あとはサンプルプログラムを動かしてみたり好きにすればいい。
仮想環境が壊れてもvagrant destroy
でいつでも削除できるのだから。

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