仮想通貨は死んだのでMastercard や Visa に投資する
ブロックチェーン(仮想通貨)の死
仮想通貨は結果的に既存の決済システムの優位性を明らかにし自らは歴史の渦の中に飲み込まれようとしている。
Blockchain’s Occam problem https://t.co/7HRpmP5YAi マッキンゼーからブロックチェーンの現状.開発7年目の今,年間数千億円を投じているが,ニッチ分野以外,実装が複雑な割に代替技術に速度もスケールも敵わず「オッカムの剃刀」を満たさない.先行する金融では失望され,別の業界でもそうなると.
— Yuta Kashino (@yutakashino) 2019年1月7日
Mastercard Visa Paypal の台頭
一方、Mastercard Visa Paypal の株価は大きく上昇。
頭文字から「MVP」と総称される米マスターカードとビザ、ペイパル・ホールディングスの決済サービス大手3社の合計の株価上昇率はハイテク大手5社「FAANG」を上回っており、この状態が今後も続く可能性が高いと、モルガン・スタンレーが分析した。
— 8maki (@8maki) 2019年4月7日
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GAFA(FAANG)の頭打ち感
市場を牽引していたFAANG熱が冷めたようだ。
— アメリカ部/米国株投資アンテナ (@america_kabu) 2018年11月24日
Source: https://t.co/CFQItgezeF pic.twitter.com/Oo9lfv6mmt
ただ、株価は2018年の高値圏に戻しつつある。
Microsoft は好調
一方Microsoft は好調を維持。
株価は史上最高値を更新した。
24日、マイクロソフトが3Q決算発表。売上高は前年比14%増の30,571百万ドル(予+2.38%)、調整後EPSは0.95が1.14ドル(予+14.00%)。Azureが前年比73%増と牽引し、インテリジェントクラウド部門が22%増と成長が継続した。Office365やリンクトインも伸び、それ以外の部門も手堅い内容だった。 pic.twitter.com/r3YVigYPSE
— 米国会社四季報 (@shikihoUS) 2019年4月25日
広告型ビジネスの限界
シリコンバレーのソフトウェアエンジニア職は高給なことで知られているが
Average salary for software engineers:
— Jon Erlichman (@JonErlichman) 2019年4月16日
Airbnb: $277,419
Netflix: $256,246
Dropbbox: $250,068
Snapchat: $243,915
Uber: $235,373
Facebook: $224,003
Google: $202,818
Twitter: $200,042
Apple: $185,314
Microsoft: $143,858
Tesla: $140,625
Amazon: $134,608
IBM: $119,268
Source: Paysa
やっていることといえば広告を表示させるためにSponcerd
という単語をバラバラにしてspanタグで囲むといったくそみたいなこと、Reddit で話題になっていた(これをやっていたのはFacebook)。
広告が収益の大半を締めている企業はいくら優秀な人材を集めたところでユーザーに広告を見てもらわなければ収益が得られないという構造は動かせない。
まとめ
コンテンツを見てもらうことでユーザーの情報を収集するFacebookよりも、決済システムを持っているMastercard や Visaのほうが優位性がありそう。
Apple がApple Card というクレジットカードを発表したが中身はMatercard の決済システムを利用している。
Mastercard や Visa抜きの決済システムはいまのところ考えづらい。
今後も期待できる。